>> おっ、The AGE 誌のサイトでグレッグ・イーガンのノンフィクションが掲載されています。公式サイトのトップに掲載してる亡命者の話のようですね。まだ全然読んでませんが(普通の人は読まなくてもいいと思います)。しかし、掲載された著者の名前が間違ってるのは可哀想です。Greg Evans って誰ですか。世界一の(SFの)作家なのにオーストラリア本国ではマイナーなのでしょうか。
(以下は自分の殴り書きのメモと、ほとんど消えかかった記憶によって再構成したトークショーの内容です。 なるべく思いだそうと努めましたが話者の発言の正しさは保証できません。脚注は自分が思ったことです)
調べる人(探偵、ジャーナリスト)→嘘ネタとして、「こんな話もあるよ」→実は本当
話のすり替え:
ホワイトボードに:
万物理論では:
最初のページから人間の本質がどんどん変わる
Distress の訳語は「遭難」:
幻想のルビに「ゆめ」:
大森:「人間の正しいあり方」を書いている。「でも、恋愛がないよね。カウンターパート(として書いてほしい)」*3「泣けるほうがいい」
大森:(なにかよくわからないことを言う)
山岸:(話を戻して、)イーガンの書きたいこと「天動説が信じられている世界で地動説のおそろしさを知らしめたい」(コペルニクス的転回)
Singleton | ←→ | 宇宙消失 |
エヴァレット解釈 | コペンハーゲン解釈 | |
研究により多世界解釈は正しい | ||
今のぼくは幸せ→つまり、多世界のぼくは不幸せ→道徳的に悩む |
大森:「でも、(万物理論は)ミステリ的には、犯人は僕だよね、結局お前かよ、みたいな」(これには参加者の多くが感心する)
物理方面に関しては、最初から SF なので気にならない。
宇宙消失よりもホラ話が始まるのが早い。
(メモ忘れ)
*1 「SF が読みたい!」誌の「宇宙 SF なんて要らない」発言を指すのかな
*2 このとき大森さんはなにか言いたそう。ジーン・ウルフの対談でイーガンにナラティブがないと書いていたことだろうか。
*3 こういうことを言ってしまうこと自体、恋愛の病にかかっているように思う。
*4 ここまでの間、山岸さんは答える間にずっと上目づかいだったり、顔を手で覆う仕草をする。言葉を噛みしめて解釈しているのでしょうか。大森さんは他人が話している時に携帯をいじるのはやめて欲しいなあ
*5 喉の調子がよくなかったのでしょうか?よく聞き取れず
*6 ここで内容の紹介が続きましたが、今まさに読んでいる最中なので聴くわけにはいきません。脳でフィルタリングしました。
*7 ここで、山岸さんは顔を抑えてうめく。おそらく想像ですが、こう言いたいのだと思います。「ネットで叩かないで」と。
*8 何故だろう?「万物理論」はセカイ系として読むのに、ダブルスタンダードっぽく聞こえるなあ。