# 031

>> テレビ、しかも子供番組の話をするのでこの後の文は読んではいけません。

デカレンジャーよ永遠に、ですか。この番組は伝説になろうとしてるのですね。次の作品の作り手はかわいそうです。響鬼は本当におじさんライダーでした。番組自体も非常に渋い絵づくりになってます。縦書き毛筆体で響鬼、バックに太鼓マークがどーんと出たとき、もうこれはネオ時代劇と呼ぶべきだと思いました(555 のスタイリッシュさとの対比が後々、面白いことになりそうです)。プリキュアはあれでしょう。わざと最終回を不満の残る内容にしておいて、次回作への期待を持たせるという海外ドラマ等でよく使われる手法なのだと思います。僕がショックだったのは最終回でヘソが死んでしまったことです。あと作画。

というか、まだ全然観てなくてさっき次回予告だけ早出しして観ただけなのです。キュアなんか 7 話くらいからずっーと観てなくて HDDにまだ残っています。だからどうして敵の姿がガラリと変わったのかはわからないままです。これはもうすぐ iPod Shuffle が来たら、AAC にエンコードしなおして外で聞くことで解決するつもりです。テレビとして観るのはあきらめ、ラジオドラマを聴くような感じで僕は物語を楽しむのです。

そもそも、今の僕のテレビ番組の楽しみかたは普通のやりかたではないのです。まず僕は第 1 話を見ます。登場人物と設定をだいたい飲み込みます。そして、次週からは全てを飛ばし ED テロップの脚本、キャスト、スタッフのみを観て、内容を想像するのです。この脚本家ならこれらの設定をどう扱うだろうか、このキャストは普段こういう役しかやらない。ではこの話ではどうだろうか……。そして次週予告を観ては、自分の推測が当たっていたり、間違っていたことを知って楽しむのです(ひどいときにはインターネット上であらすじや感想を探し、それらを読んですっかり満足し、僕は膨大な量の映像ファイルを一度も再生せずに消去してしまいます)。

そしてもうひとつ。僕が番組を観ずに録り溜めてしまうのは、本当はお話の最後を知りたくないからです。「このお話、もう観たくないよ。水銀灯はきっと最後に焼け死んでしまうんだもん。クラウは消えてしまうんでしょう、ねえ。ダディは戻ってこないままなんだ」、と。僕は全ての録画ファイルを消して、何もかも忘れてしまったほうがいいのかもしれません。

ところで iPod Shuffle ですが、さまざまな情報ソース(主に 2 ちゃんねるスレッド)を読んで考えたところ、それほどあせって入手しなくてもいいと判断しました。銀座店に通うなどする必要はなさそうです。1 月 29 日の銀座店では 700 個も入荷して、1 人に最大 3 個ずつ売っても十分に間に合ったそうですから、これは意外と製造が簡単で、もう少し待てば潤沢に供給されることを示していると思います。早く来てほしいものです。


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