>> 日本人にしかわからないロシア語ジョークを思い付きました。「Q. ロシア人は家のどこに居ると思う?-- A. 土間(doma = at home)。」
「ETV 特集・京都賞、歴代受賞者からのメッセージ」は観ましたか?アラン・カーティス・ケイのインタヴューがあったのです。Squeak も登場して、それを使った授業風景も流していました。それで面白かったのは、アラン・ケイが子供のころ影響を受けたのは、ヴァニヴァー・ブッシュの AS WE MAY THINK(われわれが思考するがごとく/人が考えるように)だったそうですよ。知りませんでした。
ヴァニヴァー・ブッシュと言えば、バベッジの階差機関の研究、弟子のクロード・シャノンの情報理論、memex からテッド・ネルソンとエンゲルバートによるインターネット、マンハッタン計画!(後に小中千昭によって引用される)、そして AS WE MAY THINK はレベッカ・ブラッド「ウェブログ・ハンドブック」の辞にも使われていましたから、やはり、この手の話の集約的な人なのだと思い知らされました。今さらも今さらでしょうか。(ぜんぜん関係ないですが、最近、物語を読んでいると何もかもがイーリアスに集約されるような気がします。まだ読んでないのですよね。カルヴィーノが最高なので、カルヴィーノ「なぜ古典を読むのか」のイーリアス講義なんて読みたいのですけれど、高くてなかなか手がでません。図書館にも置いてないですし)。
てなわけで、AS WE MAY THINK をダウンロードして読むことにします。西垣通「思考としてのパソコン」で既に読んでいる可能性が高いですが、忘れているみたいなので。ふーん、検索してみても誰も邦訳をアップロードしてないようですね、では僕が……とか考えてたら、よく見たらこの人長生き(1974没)で、まだ PD に入ってないみたい。ガックリです。
美しいです。ですが、個人的に残念だと思うのは、青ー青間の繋がりや、ピンクーピンクがないということです。訂正:良く見るとあります。素晴らしい。
日本語による詳しい情報は「サイコドクターぶらり旅」でどうぞ。
from Boing Boing
第 1002 冊目はミルチャ・エリアーデ「聖なる空間と時間」です。
メモ。
ところで、ミュージカル「キャッツ」ってT.S.エリオット原作だったのですね。知りませんでした。しかも、それを検索していると、ジョーク RFC 2100 番の元ネタになっていることもわかって面白いです。
ほほう。録音しておかないと。(URL は明日には変更されます。)