# 015

» えー、ネクサスの鬱展開にシビレています。こんなの早朝からやっていいのでしょうか。もっとも、あのモンスターに取り込まれて AKIRA 状態の少女は、ウルトラマンに殺されて主人公と視聴者を救いがたい絶望に叩き込むべきでした。ケガだけでは生ぬるいと感じました。ことフィクションに関しては僕はサディストなのです。

» しかし、これもそうですが最近時間がなくてテレビ番組は全て録画して MediaPlayerClassic の二倍速モードで観ているのですから救いがないのは僕のほうなのかもしれません。まだ一昨年の番組が 2 クールそのまま XviD で圧縮されて残っているのは、いつ観ればいいのでしょうか。身体がもうひとつ欲しいですが、もし実際に身体がもう一つあったらロシア語やらせますし、マージの時が怖いのでやっぱりいいです。

» Bloglines で記事を死ぬほど読んでいると思うのは、やっぱりリンクだけを紹介する記事はもう駄目だなということです。それはリンク紹介サイトが一つや二つだった時代だけに通用する話で、これからは最低でもそのリンク先には何があるのかという記述と、感想、そしてできれば要約が必要なのだと思うようになりました。とくに英語のサイトにはほぼ必須。そうでないと誰もクリックする気にならないでしょうから。

» しかし、Bloglines で記事を死ぬほど読んでいると、他のサイトでたくさん取り上げられているあるリンクに、今さら僕がコメントを残すこともなかろうという気持ちになって、何も書かないで単にリンクを張るだけで済ませてしまうことに誘惑されてしまいます。英語ぐらいちょっとチャクラを開ければわかるでしょうと思ってしまいます。理解はされないでしょうが。

» [gadget] カノープス「MTU2400FX」「MTU2400FX」

買ってしまいました。これで僕もキャプチャボードの約束の地 MTV にたどり着きました。いままでソフトウェアエンコードの板を使ってきましたが、他人の家で HDD レコーダを触らせてもらってそのキレイさにずっと悔しい思いをしていました。これで同等レベルの画質が得られます。ハードウェア的にゴーストとノイズの低減装置を組み込んでいるのが最高ですね。いままでは画質のエッジが甘いところがありましたし、激しい動きについていけないところもありましたし、グラデーションはとってもしょぼかったです。まったくハードウェア処理は最高です。

付属ソフトウェアの FEATHER-X でハマったところは、最初、MPEG2 録画で MPG ファイルが出来ずに M2P ファイルが出来てしまうところでした。これは単に設定を変えるだけでした(音声ケーブルを接続する必要もないのが素晴らしいです)。それから録画待機時に PC をスリープするのは、設定する必要もないのですね。普通に手で PC を休止状態にすればいいようです(これはスリープボタンをつけてくれたほうが嬉しかったです)。えーとそれから、録画時にインターレース解除をしないみたいなので、コームノイズよこんにちはと、なんかたまに録画中に失敗して、リトライとかが出るのですがこれは一体なんでしょう困ります。それから初回起動時にしばらく (5-10 秒ほど) 暖機運転が必要なあたりは複雑なアナログ−デジタル回路ならではという感じ。いい機械であることは間違いないので、もうしばらく使い込んでクセを見極めようと思います。

しかし、僕はこれをカノープスダイレクトショップのアウトレット販売で非常に安く手に入れたのですが、僕が買った途端に品切れになりましたから、これは最後の在庫だったのかもしれません。いい買い物が出来てラッキーでした。

» [book] ジーン・ウルフ「The Island of Doctor Death and Other Stories And Other Stories」「The Island of Doctor Death and Other Stories And Other Stories」

ジーン・ウルフの短編集を英語で読んでいます。まだ全部読んだわけではない*1のですが、幻想的な物語がすごくいいです。英語もむちゃくちゃに簡単ですし。ゆっくり読んでいくのが楽しみです。

それにしても、海外のペーパーバック小説って、厚紙の表紙にザラザラのわら半紙で作ってあると思い込んでいたのですが、これはビニールコートの表紙にきれいな真っ白の紙できていて、凝っているのがわかります。いい本です。

» [photo] カッシーニ/ホイヘンス トピックス

土星の衛星タイタンの写真。タイタンに幼女はいませんでした。

from 自動ニュースF

このホイヘンスについては、SF 作家の野尻抱介さんの掲示板で面白い議論が行われています。そういえば、この掲示板では去年から、Wikipedia について物理の専門家の方たちがいろいろと書いていて、Wikipedia と百科事典について興味深い意見が聞けましたが、正直言ってイライラさせられるものもありました。そのあたりを書いてくれたこの書き込みには胸がスッとしました(もっとも「何もする気がないなら口をつむぐべき」というのは不可能ですし、反対意見の封殺っぽいですが)。Wikipedia に可能性を見出さないのは、「いや、どうせ俺たち 100 年したら死ぬし」と言ってるみたいで、なんというか夢がないように思います。すくなくとも Wiki というシステムをつかって世界的な辞書をつくろうという試みは誰もやったことがないことで、それだけでも評価できるのですから。

*1 「デス博士その他の物語」と「アメリカの七夜」は邦訳を読んでいます。

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