»今、僕のそばでアサリたちがこれから自分たちの身に降りかかる運命も知らず、のんきに水を吐いたり吸ったりしています。時々、クッとかプッとか音がするので分かります。もう少ししたら、こいつらをバターで熱して野菜と一緒に食べるつもりです。こういう奴らは自分達の殻で蒸し焼きにされ、そのプリプリした身をさらすがいいです。料理とは全く、サディスティックな欲望を満たしてくれるものです。
フライパンに油をひき、唐辛子、ニンニクを刻んだものを入れ弱火で香りが出るまで熱する。強火にし、よく洗ったアサリを殻ごとぶち込み、ワインを振りかける。アサリのほとんどが口を開けたら素早く別の容器に移す。フライパンを再び熱し、油をひいてタマネギ、キノコを炒める。ある程度火が通ったら米、ワイン、アサリから出た汁とブイヨンスープをたっぷり入れて中火で煮る。水が少なくなってきたら貝を戻しサッと混ぜて味を見、足りなければ塩コショウ。水がなくなって端のほうが焦げてきたら、できあがり!
チーズをかけると美味しいです。スープにサフランを入れると本物のパエリアになりますが、サフランはバカ高いので庶民は入れなくてもいいです。
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