# 274

>> 潮の音が聞こえます。目の前にはただ海。波が寄せては返し寄せては返し、いつまでも倦むことがありません。もう僕は靴を脱いでしまって、太ももが濡れるぐらいの高さのところまで海に浸かっています。太陽はまだ高く頭の上で照り輝き、海草が足に当たって気持ちがいいです。ここ隠岐は西ノ島、国賀海岸は日本の北西の涯て、パスポートを持たない僕にとっては事実上世界の涯てです。電車に乗り、車を運転し、船に飛び乗り、自転車を借り、そして歩いてここまでやってきました。もうこれで終わり。打ち止めです。何もかも。

>> yet another 自分用メモは今日で最終回です。次回からは、ひとりごとをブツブツ呟く時もあるかもしれない、yet another 自分用メモ 省パケ版が始まります。アンテナ等でご覧になっていただいている方は捕捉を止めていただければ幸いです。今までありがとうございました。

>> さようなら。

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