>> はてなダイアリーのキーワードは読む人にとっても、もう邪魔以外の何ものでもないんじゃないでしょうか。でも、調べものを google で検索すると、結構このキーワードがいい情報源になっていてうれしかったりするので、一概に否定もできないですし、うーん、このあたりスマートな解決策はないものでしょうか。
>> 梶尾真治社長の短編傑作集ロマンティック編「美亜へ贈る真珠 」読んでるのですが、なんですかこれ、全然面白くないのですが。オチを言われてもそれがどうしたという気になります。恋人が死んだよ話ぐらいではもう屁とも思えなくなってきています。困るのはこれが自分の人生観に拡張されてきていることで、最近、僕の人生なんか屁とも思えなくなってきてます。いいんでしょうか。実際に、これを別の面白いやつと取り替えられそうな気がしてならないです。まあ、今のところ投げ出してしまうほどつまらなくはないですが。
>> りくさん、りくさんは野菊のような人だ。
毎月第一日曜はインド映画の日。
むちゃくちゃ面白かったです。ストーリーは、在英インド人女性が顔も知らない許婚との結婚前に女友達とヨーロッパ旅行に出かける、すると電車で同じ在英インド人男性グループと出会い、ヒロインはその中の一人と恋に落ちる。旅行が終わって二人は別れるが互いに相手を思い続ける。しかしヒロインは許婚と結婚するためにインドへ帰ってしまう。これで前半終わり。後半からは視点が男に移って舞台をインドへ移し、ドタバタの嫁盗り劇がはじまります。これだけサラッと書きましたが、映画はずっーと笑いあり、ダンスあり、歌ありで始終笑いっぱなしです。最初、男主人公のあまりの軽薄さに「おいおい、こんなやつに惚れて大丈夫か」と思いましたが、この男はかっこいいことに、嫁盗りの時、駆け落ちをしないのです。安易に「卒業」みたいなオチにしません。ちゃんとヒロインの家族の了解を得て結婚したいと誓うのです。慣習、伝統を大事にする、これがいい男ってやつですね(と、観客である大多数のインド人も思うのでしょう)。
しかし、本当に僕が素敵と思ったのは、男主人公のお父さんです。肥満体にハゲ頭、真っ赤なベレー帽とメガネに派手な柄のスカーフが格好よすぎるおじ様です。実際、インドでヒロインの許婚の家の独身のおばさんを落としますし、最後の乱闘シーンでは大活躍です。カッコイイです。もうすこし彼のエピソードが欲しかったぐらいで、後はもうほとんど文句のつけどころのない素晴らしい映画でした。