どんな物語でも書かれなくちゃならない。あるのとないのとでは大違い。中学生が書いたような脚本であろうが、ひどいステロタイプであろうが、うっすいうっすい良かった探しな人間革命モノであろうが、浅い心理描写に基づいたSSであろうが、ただあるだけでそれらは素晴らしいのだ。なんでもいい。プロトタイプでいい。文意が通らなくてもいい。人称がめちゃくちゃでもいい。プロットなんてなくても大丈夫、誰も気にしない。さあ書け。一心不乱に書け。腱鞘炎になるまでキーを打て。